楽しく日本語を学びましょう

April 2014

さようなら

By |April 18th, 2014|

さようなら
オスカーは、日本に来てまだ間がないのですが、自分の国で2年間日本語を勉強してきたので、少し自信があります。

ある日、友達の三島さんの会社にアルバイトに行きました。頼まれた仕事が終わり、オスカーは先に帰ることにしました。職場では、先に帰るあいさつに「さようなら」はあまり使わないと聞いたことがあるオスカーは、大きな声で「お先にお帰りします」と言いました。

しかし、周りの人たちは笑いたいのをこらえています。もちろん、「お伺いする・お送りする」のような敬語表現はあるのですが、「お帰りします」という言い方はありません。この場合は「ほかの人たちがまだ働いているのに、先に帰ってすみません」の意味を含んだ「お先に失礼します」と言うのが一般的です。そうすれば、ほかの人たちは「お疲れ様でした」と答えてくれるでしょう。どうしてもわからなくなったら、もちろん「さようなら」だっていいのです。

 

すごいとすごく

By |April 17th, 2014|

すごいとすごく
すごいとすごくの違いについて、見た目は似ていますが、使い方は違います。日本語の初心者はよく混乱するかもしれません。すごいは形容詞で、すごい+名詞、例えば「すごい美人」「すごく」は連用形で、「すごく美しい人がいる。」と正しいです。
リサは自分で焼いたケーキを持って、洋子の家に遊びに行きました。「わあ、すごい。これリサが作ったの…すごくおいしい」このあたりから洋子は「すごい」をマシンガンのように連発していったのです。「あさってすごい台風が来るんだって」「きのう見た映画、すごく怖かった」「日曜日に原宿に行ったら、すごい人だった」「となりの子猫、すごくかわいいの…」リサは「すごい」ということばは、いいことにも悪いことにも使えて「すごく便利だ」と思いました。でも要注意!「すごい」をあまり多く使うと子供っぽいということは覚えておきましょう。

けっこうです

By |April 16th, 2014|

けっこうです
日本語「けっこうです」はポジティブ意味とネガティブ意味があります。日本語の初心者にとってはとても混乱しやすい、分かりにくい日本語表現です。相手のニュアンスでポジティブな意味かそれともネガティブな意味か判断します。

例文
「もう結構です」(ネガティブな意味)
「いいえ、結構です」(ネガティブな意味)

「はい、結構です」(ポジティブな意味)
「大変結構です」(ポジティブな意味)
「結構ですねぇ」(ポジティブな意味)

ケイトは日本に来てからお花を習っています。今日も作品を先生に見ていただきました。「とてもじょうずです。けっこうですよ」と先生が言いました。お茶の時間に先生が鈴木さんに「もう一杯いかがですか」と聞くと彼女は「もうけっこうです。ごちそうさまでした」と言いました。またしばらくお花のおけいこをしたあとで先生が「はい、今日はおしまいです。お帰りになってけっこうです」と言いました。ケイトが玄関で靴をはいていると、セールスマンが来て何かをしつこく売ろうとしました。すると先生は強い調子で「けっこうです」と断りました。「けっこうです」は「じょうずだ」とほめたり、「—してもいい」と許可したり、「いらない」と断ったり、その場の状況で、いろいろな意味に使われることばだと、ケイトは知りました。

 

日本語の「お待ちどおさま」と「お待たせしました」

By |April 15th, 2014|

日本語の「お待ちどおさま」と「お待たせしました」
日本語の「お待ちどおさま」と「お待たせしました」はよく耳にしますが、「お待たせしました」は 人を待たせたことを詫びる意味合いで用いられる挨拶表現。飲食店で料理を提供する際などによく用いられる。「お待ちどおさま」のほうはもっとカジュアルで使われます。母が子供に対して「お待ちどおさま」言います。

教授と待ち合わせていたジュフは、約束の時間に5分遅れてしまいました。教授の顔を見るなり彼は「お待ちどおさま」と言いました。

その時教授は「お待たせしました」と遅刻して教室に入ってきたカールのことを思い出しました。「お待ちどおさま」は何かができあがるのを期待して待っているようなとき、たとえばお母さんが子供に「お待ちどおさま、したくができたわ、さあでかけましょう」というときのように、目上の人が目下の人に使います。あるいはすしなどの出前のとき「はいどうぞ」に近い意味で「お待ちどおさま」を使うのです。

また「お待たせしました」は、待っていてくださいと頼んだことに対して、「待たせて悪かった」「待っていただいてありがとうございます」という気持ちを含んで使います。ですからジュフもカールも遅れたことを謝るには、「遅くなって申し訳ありません」と言うべきです。

日本語

By |April 14th, 2014|

日本語
日本人が何気なく使う言葉は、外国人にはずいぶん奇異に響くことがあるようです。たとえば、道で思いがけなく知人に逢ったとします。日本人はその時によく、「どちらへい
らっしゃいますか」とたずねます。外国人のうちには「おれがどこへ行こうと勝てではないか、おれの私生活に入ってくるな」と言いたくなる人があるかもしれません。

日本人がそういう質問をするのは、「この人にきょう、思いがけないところで逢った。この人に何か変わったことでも起こったのではないか。それならば一緒に心配してあげよう」という優しい気持ちからそういうのです。ですから聞かれた人は、簡単に「ちょっとそこまで」といえばそれでよろしいのです。

たずねた人は安心して、「ではどうぞお大事に」といって、それ以上聞こうとはしません。解放してくれます。そのような場合に、決して「子供の成績が悪いから学校へ呼び出されて行くんです」といったようなことを正直にいう必要は少しもありません。そんなことを答えたら、かえってたずねた人が困ってしまいます。

日本人は、知り合い同士は、お互いに相手のことを心配しあおうという気持ちをもって生活しているのです。

日本語の「すみません」

By |April 14th, 2014|

日本語の「すみません」

日本語の「すみません」は、とても広い意味で使われます。

「遅くなってごめんなさい」「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」などと謝るときや、人の足を踏んでしまったり、ちょっとぶつかってしまったとき、また、人の横をすりぬけたりする時に「失礼します」という意味で使います。

そして、「ちょっと来てください」「どなたか、いませんか」などと呼びかけたり、「ちょっとお聞きしたいんですが」などというときも「すみません」と話しかけます。

それから、「どうもありがとうございます」などとお礼をお言うときにも「すみません」は使われます。いつでも使えるオールマイティーのことばです。けれども、何もかもを「すみません」で済ませてしまわずに、謝るときには、「ごめんなさい」、感謝する時には「ありがとう」もきちんと使えるといいですね。

日本語の「お願いします」

By |April 14th, 2014|

日本語の「お願いします」

日本で過ごすときに「お願いします」を知っているととても役に立ちます。毎日聞きますし、毎日使います。かなり高い頻度で使う言葉です。言葉通り、誰かに何かをお願いする時に使います。「お願い」は、人に何かを依頼する時に使う、依頼・希望・要望などを表す言葉です。

たとえば、タクシーに乗ったら「秋葉原(行きたい所)、お願いします」と言えば、連れて行ってくれます。また小包を郵便局に持って行って「お願いします」と言えば、書いてある住所に送ってくれます。洗濯物も同じです。洗濯屋に持って行って「お願いします」と、置いてきます。買いたいものを指して、あるいはレジに持って行って「(これ)お願いします」と言えば、ものの名前が分からなくても、「これをください」という言い方が分からなくても、大丈夫です。
私の友人のアランが電話をかけたときに「桜木さんをお願いします」というところを、「桜木さんを、ください」と言ってしまいました。
とにかく、「お願いします」は「すみません」と同じくらい役に立つ言葉です。